VD-064

SP
60min


NHK教育



●「こころの時代」 〜宗教・人生〜 「一処不住」 村上光照

ききて: 金光寿郎(かなみつ としお/著述業・元NHK チーフディレクター)


1999-12-11 再放送分

video8-60MP HG PCM Mono

> GP-084にビデオCD版、DR-615にMPEG-2版あり




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NHK「こころの時代」非公式ホームページ
2001年03月25日 02時10分56秒開設
web master:鬱狸さん
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/4323/index.html(2001-12-13現在)


ここはNHK教育テレビ「こころの時代 −宗教・人生−」を勝手に応援するホームページです。
「こころの時代」は昭和57(1982)年4月に「宗教の時間」に代わる番組として始まって以来、
およそ20年にわたって続いてきた長寿番組です。
はじめは日曜日の朝8時という理想的な時間帯に本放送が行われていましたが地味な内容ゆえか、
だんだん隅に追いやられ、現在は日曜日の朝5時という、ほとんど見ることを拒絶された時間帯に放送されています。
再放送もあることはありますが日曜日の午後2時(それも変則的)となっており、必ずしも良い時間帯とは言えません。
その背景には視聴率優先主義のみならずテキスト売り上げ至上主義といったNHK教育テレビ独自の病理があるものと考えられます。
是非とも見やすい時間帯に変更して欲しいという願いを持ってこのホームページを開設しました。

昭和57年の第一回放送に出演した金光寿郎チーフディレクター(当時)は番組の趣旨を次のように解説しています。

現代という時代を考えてみますと、原子兵器が生産されるほど科学が進んだ時代になったわけでございますが、
かえって、そういう時代になりましてから、原子兵器を使う人間の心が以前にも増して重大になってきております。
こういう時代にあたって、我々はどういうふうに人生を生きていけばいいのか、これからの人類は、
どういう方向へ行けばいいのか、そういったことを考えるために、人類の知恵としての宗教、それから現代の人の人生の方向、
と言ったものを考えようということで、「こころの時代」という番組名にしたわけであります。(以下略)

どうでしょう、20年前にいわれたことですが、現在でも時代の進んでいる方向性は少しも変わっていないことに
お気づきになることでしょう。それどころか、科学技術はますます進歩し、いまや人間のクローンが作られるかも知れないと言う
時代になる一方で、青少年の犯罪はますます凶悪化し、地球的レベルでは戦争は絶えず、環境破壊はますます進んでいます。

「こころの時代」とは「こころが問われる時代」と言い換えることができると思います。
経済的に貧しい時代においてはまず何をおいても目の前の物質的な貧しさを解決しなければなりませんから、
科学技術とか経済開発に目が行きがちです。しかし、物質的に豊かな時代になってくると、
まさしく人間がどのようなこころを持って生きていったらよいかという問題が前面に押し出されてくるわけです。
そういう意味で、「こころの時代」はまさに現代において最も重要なテーマに取り組んでいる番組であるといえましょう。

このホームページにはまず、掲示板を最初に付けました。視聴者からの熱いメッセージを送ることでこの番組を応援し、
NHKに対してこころの問題の重要性をより一層認識してもらうようにしていきたいと思っています。

2001年3月25日   鬱狸



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