VD-106

SP
45min
50min


NHK教育/NHK総合



●ETV2002
「"金庫"が消えた町」 〜ある信用金庫破綻の波紋〜

ペイオフを前に、全国各地で金融機関の経営破綻が相次いでいる。
栃木県では10月から相次いで6つの信金・信組が潰れた。
中でも県内最大の信用金庫・宇都宮信金の破綻は、融資を受けていた多くの中小企業に衝撃を与えた。
ある工事会社は、メインバンクを失ったことで、資金の調達ができなくなった。
この不況の中、融資をしてくれる新たな金融機関はなかなか見つからない。
家族経営の機械販売会社は、借金の返済期限を短縮しなければならなくなった。
月々の支払いが増えたため、蓄えを切り崩して返済を続けてきたが、このままでは事業を縮小しなければならない。
中小企業にとって大切な”金庫”だった金融機関の突然の破綻。
生き残りをかけて資金繰りに奔走する中小企業の経営者たちの姿を追った。

2002-02-21 Dub < VHS



●NHK SPECIAL
「車いすから立ち上がれ」 〜脳卒中のリハビリ革命〜

脳卒中で半身にまひが残り、車いすに頼るしかなかった人が立ち上がる。
歩く事をあきらめていたお年寄りが、自分の足で歩き始める…。
全国で150万人ともいわれる脳卒中患者のリハビリが大きく変わろうとしている。
兵庫県北部にある公立八鹿(ようか)病院は、脳卒中などで重いまひが残った人でも、
車いすを使わず、歩いてもらうという試みに取り組んだ。
多くは、歩くことは難しいと判断されたお年寄り。
これまでは車いすに乗せられ、手厚い介護を受けていた。
この試みを進めているのは、国立長寿医療研究センターの大川弥生(おおかわやよい)医師。
大川さんの調査では、車いすに頼りすぎると筋力の低下を招き、最終的に寝たきりになるケースが多い事がわかった。
大川さんは車いすを使わずに、まひのある人も歩けるようになる新しい介護の方法を開発。
各地の病院で実践している。番組では、八鹿病院にカメラを据え、
去年11月の改革開始から3か月間を記録した。
「半身不随のお年寄りは、歩けるようになるのか。」
従来と違った介護の方法に看護婦や療法士も不安を訴えた。
病院スタッフの葛藤を交えながら、必死で歩き出そうとするお年寄りの姿を見つめ、
これまでの介護の常識を打ち破る病院の挑戦を追う。

2002-02-23 STEREO


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