VD-195

SP
50min×2


NHK総合



NHKスペシャル 「アジア古都物語」


(4) 女神と生きる天空の都 〜ネパール・カトマンズ〜

神々が住む山、ヒマラヤ山脈のふもとの古都カトマンズ。
インド・中国チベットを結ぶ1本の交易路を通してヒンズー教や仏教などのさまざまな文化と民族が流入、
独特な都市文明が花開いた。宗教や民族の違いを越えて、人々が強く信仰しているのが「女神」。
王族も民衆も女性の姿をした神に祈りをささげてきた。
秋の月夜、現れるのは少女神「クマリ」。およそ千年前から王室によって大切にされているといわれる“生き神”である。
代々、先住民族「ネワール」の少女の中から選ばれてきた。現在のクマリは去年選ばれたばかりの4歳の幼女。
新しい女神の出現に人々は熱狂する。去年6月、王宮では国王が銃撃された。
王室で女神の儀式を扱う最高責任者が主席司祭のラメシュプラサード・パンデさん。
今年7月に定年を迎えるパンデさんは、国の混乱に胸を痛めている。国の平和を「女神」に願うため、最後の大祭に臨む。
女神とともに生きてきた人々の祈りを、ヒマラヤに抱かれた「天空の古都」に描く。

2002-04-21 AFM STEREO



(5) 楽園を夢みる王都 〜イラン・イスファハン〜

緑なき土と岩のイラン高原にこつ然と現れる古都イスファハン。
16世紀末にサファビー朝ペルシャの王都とされ、シルクロードの交易拠点として発展、
オスマントルコ、ムガール帝国と共に、ヨーロッパを凌駕するイスラム世界の最後のらん熟期を築いた。
イスファハンの中心部には、山岳地帯から流れ込み、やがて砂漠の中に姿を消す奇跡の川ザーヤンデルードが流れる。
そのほとりにイスラム文化の粋を凝らした壮大な広場、モスク、宮殿、バザールなどが立ち並び、世界中から様々な民族が集まった。
中東都市の巨大な吸引力と民族のダイナミズム。水と緑を渇望する砂漠の民が、いかにして都市を作り上げたのか。
遊牧民、商人、職人、そしてアフガニスタンからの難民などの姿を通し、今も変わらぬこの都市の巨大な吸引力を描いていく。

2002-05-19 AFM STEREO


video8-120MP


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