VD-220

SP
45min
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NHK総合



テレビ番組記録

「ロズウェル ROSWELL 〜星の恋人たち〜」 (1st season)


●第1話「出会い」 Pilot / 放送:2001年5月12日(土)23:10〜23:55

リズ・パーカーは、1947年にUFOが墜落したという伝説の残る町、ロズウェルに住むごく普通の高校生。
ニューメキシコにあるこの小さな町で、父親が経営するクラッシュダウン・カフェで級友のマリア・デ・ルカとバイトをしたり、
彼氏のカイルとデートをしたりと、平凡な高校生活を送っていた。
そんなある日、リズはバイト中に、カフェの客がいきなり撃った銃弾の流れ弾に当たってしまう。
意識を失い、瀕死の重傷に倒れるリズ。ところが、たまたま、カフェに居合わせたウェストロズウェル高校の
同級生マックス・エバンズが不思議な力を使い、瞬時にリズの傷を癒してしまった。
命を助けられ、意識の戻ったリズに自分のことは誰にも話さないようにと告げて、その場を去るマックス。

翌日、リズは生物の授業中に、密かに採取したマックスの細胞を顕微鏡で覗き、それが人間の物ではないことに愕然とする。
問いつめるリズに、マックスは重大な秘密を打ち明けた。マックスと妹のイザベル、そして同級生のマイケル・ゲリンの3人は、
1947年に墜落したUFOの生き残り、すなわち異星人だというのだ。しかし、自分たちがどこから、
何のために地球に来たのかは知らないという。

3人は、身の安全を守るために、素性をひた隠しにして、普通の高校生として暮らしてきた。
だが、マックスは幼い頃から好きだったリズが目の前で倒れたのを見て、
とっさに「人前では絶対に異星人の力は使わない」というタブーを犯してしまったのだった。
あまりの事実に混乱するリズ。しかし、マックスが危険を犯してまで自分を助けてくれたことに感動し、
リズはマックスに秘密を守ることを誓う。

だが、マックスが触れたリズの腹部には、銀色に輝く手形が残っており、カイルにそれを見られてしまう。
息子のカイルからこのことを聞いたバレンティ保安官は、事件に疑問を抱き始め、リズのユニフォームに
銃弾の痕と思われる穴が空いているのを発見。FBIにも調査を要請する。というのも、バレンティ保安官には、
銀色の手形に苦い記憶があったのだ。

それは同じくこの町の保安官だった父親が捜査を担当した1959年の謎の殺人事件。
バレンティ保安官の父親はその事件が「UFOと関連している」と考えたため、
FBIから「UFO捜査官」と馬鹿にされ、町の人からも敬遠されるようになったのだ。
早速、リズを呼び出し、1959年に発見された変死体の写真を見せるバレンティ保安官。
写真の遺体の胸部には驚くべきことに、リズの腹部にあるのと同じ、銀色の手形があった。

保安官が早くもマックスに疑問を抱いていることを知り、危険をマックスに知らせるリズ。
マックスたちは、自分たち以外にもエイリアンがいることを知り、衝撃を受ける。
そのエイリアンは自分たちがどの星から来たのか、知っているかもしれないからだ。
一方、リズの親友、マリアは事件発生時にリズが持っていた店のメニューに血がついていることに
気づき、リズの態度にも不信感をつのらせていた。つめよるマリアにリズは真実を打ち明けるが、
マリアはパニック状態に陥ってしまう。

町は、ちょうどUFOフェスティバルの真っ最中。地球人に捕まったら最後、
研究材料にされてしまうという恐怖から、町を逃げ出そうとしていたマックスたちにリズは、
保安官の疑惑を晴らすため、一芝居打とうと提案するのだが……。


演出:デビッド・ナター
脚本:ジェイソン・ケイティムズ
音楽:ジョセフ・スタンリー・ウィリアムズ




●第22話(第1シリーズの最終話)「幻の母」 Destiny / 放送:2001年11月3日(土)23:35〜24:20

バレンティ保安官やナセド、マイケルたちの助けで基地から脱出したマックス。
だが、ナセドは特殊部隊の銃弾に倒れてしまった。また、脱出はしたものの、敵の追跡は執拗で、
マックスとリズは、山中で一夜を過ごすことになる。
「こんな日が来るのなら、あの日、銃で撃たれたまま、死んでしまえばよかった」と
自分を責めるリズに、永遠の愛を誓うマックス。

翌日、リズとマックスを心配したマイケルとバレンティ保安官は、危険を承知で2人を探しに出掛ける。
その途中で、特殊部隊に追われるマックスを発見したマイケルは、とっさにパワーを使い、特殊部隊の車を破壊してしまう。
マイケルも、そしてイザベルも、実は異星人だったと知ったバレンティ保安官は動揺を隠せない。

やがて、仲間たちと再び合流することができたマックスは、元の暮らしを取り戻すため、
ついに特殊部隊と戦う決意をするのだが……。


演出:パトリック・ノリス
脚本:サーニア・セント・ジョン
音楽:W・G・スナフィ・ウォールデン、ジョセフ・スタンリー・ウィリアムズ




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アメリカのロズウェルは、1947年のUFO墜落疑惑事件で有名な町。
しかし、この町に住む女子高生リズにとって、UFOやエイリアンは、ただのジョークのネタに過ぎなかった。
ところがある日、リズはバイト先のカフェで発砲事件に巻き込まれ、エイリアンが実はごく身近に存在することを知ってしまう。
同時にそれは極秘調査を続けるFBIや保安官による執拗なエイリアン追跡の始まりでもあった。
迷宮の闇に葬られた1959年の謎の殺人事件とは? 死体に残された銀色の手形は何を意味するのか?
そして、異星人マックスとリズの許されぬ 恋の行方は? 追われる恐怖におびえながらも、自分たちがどこから、
何のために地球に来たのかを探していくマックスたち。どこか悲しげな目をしたエイリアンに心激しく魅かれていくリズ。
切なさとスリル満点のロマンチックSFサスペンス。
原作はメリンダ・メッツ著「ROSWELL HIGH」。


放送予定
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2001年5月から計43話の放送予定。(第1シリーズ22話、第2シリーズ21話)
アメリカではすでに第2シリーズまで放送終了しており、2001年秋からは第3シリーズ(22話)を放送中。
NHKでの第3シリーズの放送については未定。


オープニングテーマ曲
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曲名:"Here With Me"
アーティスト:Dido(ダイド)
CD:アルバム「No Angel」(BMG CD番号 BVCA-21083)

出版物
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「ロズウェル・星の恋人たち」の出版物については、
原作者メリンダ・メッツ著の小説が、早川書房より同じタイトルで発売。
あくまでも「原作」で、必ずしもドラマと同じ内容ではない。



5人のプロデューサー
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●ジェイソン・ケイティムズ
ニューヨーク生まれ。ニューヨークのクイーンズ・カレッジを卒業後、
コンピューター・プログラマーとして働きながら、脚本家に。

<主な作品>
ドラマ「アンジェラ 15歳の日々」の多くのエピソードの脚本を執筆、「レラティビティー」では
クリエイター兼制作総指揮。映画では「ハッピィブルー」をマット・リーブスと共同執筆・共同制作。
「アンジェラ 15歳の日々」では第11話「恋のトライアングル」というエピソードが
アメリカの「テレビガイド」誌特別号の「最もすばらしいエピソード100選」に選ばれている。


●デビッド・ナター
1984年、マイアミ大学の映画学科を卒業後、初めて、監督を務めた作品はドン・ジョンソン主演の映画「シーズ・ファイア」。
ウェスト・バージニア州ヴィエナ生まれ。フロリダ育ち。現在、ロサンゼルス在住。

<主な作品>
「Xファイル」、「ミレニアム」、「スリープ・ウォーカーズ」、「スペース:アバヴ・アンド・ビヨンド」などの初回エピソード。
「ER」でも何本かのエピソードを指揮監督。  最近ではケイティー・ホームズと「ロズウェル 星の恋人たち」にも出演している
ブレンダン・フェアとウィリアム・サドラーが出演したスリリングな作品「ディスタービング・ビヘイビア」を監督。
「スペース:アバヴ・アンド・ビヨンド」では彼が担当したエピソードが1996年にサイファイ・リーダーズ・チョイス(SF愛読者が選んだ作品賞)を受賞。
「Xファイル」では最初の3シーズンの内、15本のエピソードを監督。
彼が監督した第53話「休息」はアメリカ「テレビガイド」誌特別 号で「最も素晴らしいエピソード100選」の第10位に選ばれている。


●ジョナサン・フレイクス
世界中のSFファンの間では「スタートレック:ネクスト・ジェネレーション」のウィリアム・ライカー副艦長役で知られている。
俳優、監督、プロデューサーに加え、テレビシリーズ「ビヨンド・ビリーフ」では司会業も務める。
また、フォーク・ロック・バンドPhishのヒットアルバム「ホイスト」の中ではトロンボーン奏者として演奏に参加している。

<主な作品>
映画「スタートレック:叛乱」、「ファースト・コンタクト」で監督を務める。
ほかにテレビシリーズでは「スタートレック:ネクスト・ジェネレーション」、
「スタートレック:ディープ・スペイス・ナイン」、「スター・トレック:ボイジャー」、
「Dr.マーク・スローン」のエピソードのいくつかを監督。


●ケビン・ケリー・ブラウン
アリゾナ州立大学卒業。1992年に自らプロダクション会社を設立、現在に至る。
バレエ一家に育ち、彼の身内の暮らしぶりをベースにした映画「愛と喝采の日々」は、
アカデミー賞11部門にノミネートされた。ロサンゼルス在住。

<主な作品>
「ソウル・オブ・ザ・ゲーム」、「ブラッド・ノット」、「インシデント・アット・ディセプション・リッジ」、
「ザ・コロニー」、「エニィ・プレイス・バット・ホーム」などの制作総指揮。
「ロズウェル 星の恋人たち」は、彼にとって、はじめてプライムタイムに放送される連続ドラマ。
「ソウル・オブ・ザ・ゲーム」では、ケーブルエース賞及びNAACPイメージ賞3部門にノミネートされた


●リサ・J・オリン
ロング・アイランド出身。ニューヨーク大学で映画学を専攻。映画「コーラスライン」で、
助手として初めて映画作りに参加する。1986年にロサンゼルスに移ったあと、
デビッド・カーシュナーとともにいくつかのアニメ番組や子供向けテレビ番組を手がける。
現在はジョナサン・フレイクスのプロダクション会社で経営パートナーを務める。

<主な作品>
映画では「ブライトン・ビーチ・メモワール」、「真実の行方」、「代理人」、
「バーチュオシティー」、「ウエィンズ・ワールド」、「ウェインズ・ワールド2」などの制作に参加。
ほかに「パイレーツ・オブ・ダーク・ウォーター」、「ザ・ページマスター」「ダイング・トゥ・リブ」などをプロデュース。



キャスト
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●リズ・パーカー
ロズウェルに住む主人公の女子高生。まじめで純粋。科学が好きな16才。
発砲事件に巻き込まれてひん死の重傷を負うが、マックスによって一命を取りとめる。
しかし、リズを救った不思議な力のためにマックスはFBIの追及を受けることに。
エイリアンであることを隠さなければならないマックスをかばいながら、
リズは次第にどこか影のあるマックスにひかれていく。
父の経営するクラッシュダウン・カフェでアルバイトをしている。
<声・片岡身江>

Shiri Appleby(シリ・アップルビー)
1978年12月7日生まれ・射手座。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身。
4歳の時から大手企業のテレビCMなどに出演。「ロズウェル・星の恋人たち」のリズ役で人気がブレイク。
確実にスターダムを築きつつある。これまでに、テレビドラマでは「天才少年ドギー・ハウザー」(1993年)、
「ER 緊急救命室」(1994年)、「セブンス・ヘブン」(1997年)、「ゼナ:ウォリアー・プリンセス」(1998年)、
そして「ビバリーヒルズ青春白書」(1999年)などにゲスト出演している。
映画では、ローレンス・カスダン監督のコメディー「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」(1990年)に出演した。



●マックス・エバンズ
主人公。ロズウェル事件で生き残ったエイリアンの1人。もの静かで誠実。
仲間のリーダー的存在で常に沈着冷静。妹イザベルとともに裕福で優しい家庭に引き取られて育つ。
ウェストロズウェル高校ではリズのクラスメート。子供のころからリズに一途な思いを寄せてきた。
そのため、カフェでリズが発砲事件に巻き込まれて撃たれた時に、思わず、
エイリアンパワーでリズの命を救ってしまう。
<声・坂詰貴之>

Jason Behr(ジェイソン・ベア)
1973年12月30日生まれ・山羊座。
アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身。
「SHOWTIME」「Sherman Oaks」のレギュラーを始め、多くのテレビ番組と舞台の経験を持つ。
これまでに、75以上ものCMに出演。彼が初めて演劇の舞台に立ったのは、わずか5歳の時。
その後、小・中・高校時代を通 じて舞台に立ち続ける。高校を卒業すると同時に俳優業に専念するため、
ロサンゼルスに移り住み、他の新人たちを尻目にあらゆるテレビドラマのオーディションに合格。
「バフィー・恋する十字架」(1997年)、「セブンス・ヘブン」(1997年)、「JAG」(1997年)、
「ドーソンズ・クリーク」(1998年)などへのゲスト出演を果 たした。
オフにはスポーツをしたりコンサートに行ったりするなどして過ごしている。



●イザベル・エバンズ
マックスの妹。ロズウェル事件で生き残ったエイリアンの1人。
セクシーなルックスが冷たい印象を与えるが、思いやりのある一面 も。
エイリアンであるという秘密を守ろうという意識が強い。
<声・弓場沙織>

Katherine Heigl(キャサリン・ハイグル)
1978年11月24日生まれ・射手座。
アメリカ合衆国ワシントンDC出身、コネティカット州ニューキャナーン育ち。
9歳の時に子役モデルとしてデビュー。映画デビューはジュリエット・ルイスらが主演した「恋に焦がれて」(1992年)。
ジェラール・ドパルデューの「恋人はパパ:ひと夏の恋」(1994年)では、反抗的なティーンエイジャーを見事に演じ切って
評論家たちの注目を集めた。そのほかにも、スティーブン・ソダーバーグ監督作品「キング・オブ・ザ・ヒル」(1993年)や、
スティーブン・セガール主演のアクション映画「暴走特急」(1995年)などで好演。
さらに、コメディー「ウィッシュ・アポン・ア・スター」(1996年)、「プリンス・ヴァリアント」(1997年)、
最近では、大ヒットした「チャイルド・プレイ」シリーズの第4弾「チャッキーの花嫁」(1998年)などに出演。
実力派として注目されている。シリーズドラマに出演するのは「ロズウェル・星の恋人たち」が初めて。
テレビ映画では、「テンペスト」(1998年)にピーター・フォンダの娘役として出演した。
現在はロサンゼルスで女優業に専念。



●マイケル・ゲリン
マックスの親友。ロズウェル事件で生き残ったエイリアンの1人。
マックスたちとは正反対の家庭環境で育つ。そのために人間に対する敵対心が強い。
攻撃的で一匹狼を気取るが、実は寂しがり屋。待ったなしの行動が災いしてトラブルに巻き込まれることも。
自分たちが何者なのか、どこからきたのか謎解明への思いが一番強い。
<声・浪川大輔>

Brendan Fehr(ブレンダン・フェア)
1977年10月29日生まれ・てんびん座・カナダニューウェストミンスター出身
俳優としてのキャリアはまだ少ないにも関わらず、カナダで人気若手俳優として頭角をあらわしている。
「ロズウェル・星の恋人たち」は彼が初めて主演するテレビドラマ。
少年時代は演劇ではなく、もっぱらスポーツに熱中して過ごす。現在でも趣味はホッケー、スキー、スノーボードなど
9種類ものスポーツ。学業にも熱心で、会計士をめざした時期もあった。
10代の後半から、地元でスポーツウェア・カタログのモデルなどを始めていたが、1997年の秋、
バンクーバーで現在のマネージャーと出会い、テレビドラマ「ブレーカー・ハイ」(1997年)へのゲスト出演を果たす。
以来、テレビドラマ「ミレニアム」(1998年)や「パーフェクト・リトル・エンジェルズ」(1998年)、
「エブリー・マザーズ・ワースト・フィア」(1998年)、「アワー・ガイズ」(1999年)などにゲスト出演。
着実にキャリアを積み上げてきた。映画では、「ロズウェル・星の恋人たち」の制作総指揮者である
デビッド・ナターがやはり制作総指揮を務めた「ディスタービング・ビヘイビア」(1998年)でウィリアム・サドラーと共演。
このほかインディペンデント映画「クリスチーナズ・ハウス」(1999年)では主役を演じている。



●マリア・デ・ルカ
リズの親友。リズとともにクラッシュダウン・カフェでバイトをしている。
宇宙服のコスチュームが妙に似合う。お茶目な性格だが実はしっかり者で口が固い。
何かあると、アロマ・オイルを嗅ぐクセがある。
<声・花村さやか>

Majandra Delfino(マハンドラ・デルフィノ)
1981年2月20日・魚座・ベネズエラ出身。
ここ数年の間に「ロズウェル・星の恋人たち」で主な登場人物の1人を演じると同時に、
映画にも3本以上出演。あっという間にハリウッドを席巻してしまった実力派。
ベネズエラ人の父とキューバ系アメリカ人の母をもつ。一家は彼女が3歳の時にマイアミに移り住んだ。
彼女は学業の面でも非常に優秀だったが、やがて芸術にひかれていき、バレエ、歌、演技のレッスンを受け、
10歳の時にはマイアミ・バレエ団で「くるみ割り人形」を踊る。また、11歳の時には、チャイナ・ドールという
ガールズバンドに加わり、マイアミビーチで行われたビージーズのチャリティー・コンサートで前座として歌ったこともある。
このグループには、彼女の親友で、ビージーズのモーリス・ギブの娘、サマンサ・ギブもいた。
本格的に女優業を目指し始めたのは15歳の時。どうしても女優になりたいという彼女に困った両親は、6か月間、
役者としてやってみて、うまくいかなければ学業に専念する、という条件を出したがみごとにうらぎられることになる。
数か月もしない内に彼女は映画「ゼウス&ロクサーヌ:イルカにのった犬」(1996年)でキャスリーン・クインランの娘役を
勝ち取った。翌年の夏には「トニー・ダンザ・ショー」(1997年)でトニー・ダンザの娘役として、初のテレビ出演を果たす。
そのほか、映画では、「シークレット・ライフ・オブ・ガールズ」(1999年)でリンダ・ハミルトンと共演している。



●バレンティ保安官
ロズウェルの町の保安官。自分の父親が関係した1959年の謎の殺人事件解明のため、
マックスたちの秘密を暴こうと執念を燃やす。カイルの父親。
<声・小林勝也>

William Sadler (ウィリアム・サドラー)
1950年4月13日生まれ・牡羊座。
アメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー出身。
30年の俳優経験を有するウィリアム・サドラーは、ありとあらゆる役柄を演じてきた。
彼が出演した映画のリストには、「ショーシャンクの空に」や「ダイ・ハード2」など、名作・話題作がずらりと並ぶ。
彼の俳優としての出発点は、ニューヨークの舞台。そこで彼は12年の間に75本以上の作品に出演し、
オビー・アンド・ビレッジャー賞も受賞している。劇場公開映画の中で彼が演じた役柄には、
「ダイ・ハード2」(1990年)の極悪非道なスチュワート大佐、キアヌ・リーヴス主演「ビルとテッドの地獄旅行」(1991年)の
グリム・リーパー、「ショーシャンクの空に」(1994年)の囚人仲間ヘイウッドなどがある。
このほかにも、「ホット・スポット」(1990年)、「ハード・トゥ・キル」(1990年)、「ラッシュ」(1991年)、
「トレスパス」(1992年)、「ロケットマン」(1997年)と、枚挙にいとまがない。
最近では、トム・ハンクス主演の「グリーンマイル」(1999年)にも出演している。
テレビの人気番組にもひっぱりだこで、「ロザンヌ」(1988年)、「セント・エルスウェア」(1988年)、
「TVキャスター マーフィー・ブラウン」(1989年)、「テイルズ・フロム・ザ・クリプト」(1989年)、
「アウター・リミッツ」(1995年)などで見事な演技を披露。
また「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」(1998年)にも何度か出演している。



●アレックス・ウィットマン
リズとマリアの幼なじみ。とことんお人好し。
リズやマックスたちのグループに入れず、疎外感を感じている。
<声・石井揮之>

Colin Hanks(コリン・ハンクス)
1977年11月24日生まれ・射手座。
アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント出身。
コリン・ハンクスにとって「ロズウェル・星の恋人たち」がプロの役者としてのデビュー作品。
父親はあのトム・ハンクス。サクラメント育ちの彼は、カリフォルニア州ウェストチェスターのロヨラ・メアリーマウント大学在学中に演じることを始め、
学生たちによって制作された「ノイズ・オフ!」などに出演した。
ハンクスは「ロズウェル・星の恋人たち」に加え、映画「ホワットエバー・イット・テイクス」(2000年)などにも
出演している。この作品で、彼は気まぐれな性格のコスモという名のキャラクターを好演している。



●カイル・バレンティ
リズの元カレ。スポーツ万能の優等生。マックスとリズの関係が不安でならない。
<声・日野聡>

Nick Wechsler(ニック・ウェクスラー)
1978年9月3日生まれ・乙女座。
アメリカ合衆国ニューメキシコ州アルバカーキー出身。
ニック・ウェクスラーにとって「ロズウェル・星の恋人たち」は、初めてのアメリカ全国ネットのテレビドラマ。
 彼は8人兄弟の5番目としてロズウェルからそう遠くないアルバカーキーで育ち、両親と兄弟の多くは、
今でもアルバカーキーに住んでいる。彼が演技を始めたのは高校時代で、卒業と同時にハリウッドに移り、
半年もしない内にテレビ映画「フルサークル」(1996年)に出演。
続いてドラマシリーズ「チーム・ナイトライダー」(1997年)で神童トレックの役を得た。
そのほかドラマ「ラザルス・マン」(1996年)や映画「パーフェクト・ゲーム」などにも出演している。



●テス・ハーディング
ある日突然現れた4人目のエイリアン。
ブロンドの美少女でマックスたちが知らなかった秘密を知っている。
<声・斎藤梨絵>

Emilie de Ravin(エミリー・デ・レイビン)
1981年12月27日生まれ。
オーストラリア出身。
1999年のTVシリーズ「ビーストマスター」で脚光を浴びたエミリー・デ・レイビンにとって、
「ロズウェル・星の恋人たち」は初の大型シリーズドラマとなった。
9歳からバレエを始めた彼女は、地元オーストラリアのバレエ学校や劇団で着実に演技力をつけていった。




<ロズウェル>
アメリカ合衆国ニューメキシコ州の南東部に位置するチャベス郡の中心地。
町の東西に国道380号線、南北に国道285号線が走る。人口約50,000人。海抜3,649フィート。
町の西側にはエル・キャプテン山、東側にはメスカレロ砂漠が広がる。
気候は温暖。産業は農業と羊や牛などの牧畜業及び観光が中心。主な特産物は綿・アルファルファ・チリ豆・ピーカンなど。
アメリカ国内で最大規模を誇るモッツァレラチーズ工場がある。一見、普通の町だが、1947年のUFO墜落疑惑事件以来、
UFOの町として世界中の注目を浴びている。見どころはUFO博物館。UFOや宇宙人に関する展示が中心

<ロズウェル事件>
1947年7月、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェルで発生した代表的UFO疑惑事件。
ロズウェルの地元紙「ロズウェル・デイリー・レコード」が墜落した円盤とその残骸の回収記事を載せたことによって
世界の注目を集めた。記事によると、ロズウェル陸軍航空基地が残骸の回収を行ったとされているが、
後日、軍は「墜落した物体は軍事用の気球」と記事を否定。しかし、後に異星人を回収した模様を捉えたというフィルムなども出回り、
現在でも、その真相をめぐって論争が繰り広げられている。


(テキスト原文はすべてNHKホームページからコピー)



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