VD-261

SP
10min×5
30min
35min


NHK教育/NHK教育/NHK総合



●10minボックス

《放射線を探る》
身のまわりの放射線/いろいろな放射線/宇宙からのたより/
大地からのたより/放射線を調べる

2001-06-07 再放送分



●美と出会う

「自然素材への回帰」建築家・隈研吾

建築家・隈研吾(46歳)は、建築の中に自然と人間の新しい関係を求めつづけている。
大学卒業後、留学したコロンビア大学で、「ポストモダン」「ハイパーモダン」と呼ばれる
現代建築の潮流に飲み込まれた隈は激しい幻滅を味わう。
「20世紀にコンクリートと鉄ばかりで建築がつくられるようになり、
その結果多くの貴重な技術が忘れ去られようとしている。」
そう考えた隈がやがて求め始めたのが、失われゆく伝統技術や日本人が本来持っていた素材を見直し、
それを媒介としながら、新しい技術によって未来的なものに組み替えていく建築をつくりあげることだった。
一昨年、栃木県那須町に完成した「石の美術館」では、近世の城郭建築に用いられた重厚な石
という素材を使った。重さをやわらげるために、石の間にスリット状の隙間を設け、
そこから光をとりこむことを考えた。建築は、垣根のような開放的でやわらかな印象をひきだしており、
去年6月にはこの建築でイタリアから「石の建築国際賞」を受賞している。
また村野藤吾賞を受賞した「馬頭町広重美術館」では、地元の職人のもつ技術を借りながら、
木のやわらかな質感を巧みに利用した。
隈は現在、山口県で平安時代の大仏を収蔵する建物を建築中である。
土の素朴さを活かそうと、「版築」と呼ばれる中国殷王朝時代の技法をとりいれようと
試みを続けている。番組ではその現場を訪ねながら、自然素材を掘り起こし、
温かくやわらかい建築を求めつづける隈研吾の建築世界を描きたい。

2002-01-26 AFM Stereo



●課外授業 ようこそ先輩
「イイ顔を撮ろう」 写真家・荒木経惟

刺激的な作品で時代を挑発し、天才アラーキーの愛称で親しまれる
写真家の荒木経惟さんが母校の東京都台東区東泉小学校を訪れる。
荒木さんは「イイ顔って何か?」を子どもたちに問い、改めて友達や、家族の顔を見つめさせる。
レンズを通し、その人らしさが表れたイイ顔を探すことで子どもたちは相手との関係を考えていく。


2002-01-27 AFM Stereo


(text from NHK site)


video8-120MP


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