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●プロフェッショナル 仕事の流儀(45) スペシャル 「映画を創る」 〜宮崎駿・創作の秘密〜

◎脳みそに釣り糸を垂らす
「自分の脳ミソの中に釣り糸を垂らしているようなもんだから。もともと何もないのに、ただむなしく釣り堀に釣り糸を垂らしているんじゃないかという恐怖はいつだってある。それはおれの意識の領域じゃないところで決まるんだもん。アイデアじゃないんだよ。アイデアを出すだけでいいんだったら、本当に楽な商売だよ。幾らでも出せるよ、何十通りも。こういう出し方もある、ああいう出し方もある…とか、映像的にこっちのほうがパンチ効いているぜ!とかね。でも、違うんだよね。自分でも分からないけど、なんとなくおぼろげにあそこのゴールに行きたいなと思いながらつくっているわけだけど、ゴールに行く道筋がわからないんですよ。」

◎映画は、理屈じゃない
「人間は論理だもん。これはしっぽをすぐ捕まれてしまうんです。しっぽを捕まれるとつまんないんですよ。『あ、分かった。おれそうじゃないかと思ってたんだ』とか言われてしまうし。できたら、ぼう然とするようなものにしたいよね。『わかんないけどおもしろい』ってのが一番いいなと。人間の心の中に相当、五感と六感ってのがあるから、理屈と違う部分があるんだと思うんだよね。だから謎解きなんだよ。謎解きっていうのは、要するに論理で作ってんじゃないんですよ、ストーリーっていつも。例えば言葉で説明したっていっても、せりふだとか、そういうことで分かったことにならないですよ。」

◎裸になって、つくる
「映画というのは自分を暴露してしまうものなんです。裸で人前に出ていくことなんですよ。だから、これは娯楽映画だからと作っていても、実はその人間の根源的な思想がよく出てしまうものなんです。出すまいと思っても出ちゃうんですよ。それで隠して作ると、そのしっぺ返しが本人だけに来るんです。どういうふうに来るかといったら、やっぱり正直に映画を作らなかったというしっぺ返しが来るんです。だから、映画が作れなくなりますよ、ほんとに。正直に作らなきゃいけないんですよ、裸になって、ほんとに。それはそうせざるをえないんです。だから、全存在をかけちゃうから、映画の出来については、本当に切ない思いをするわけですよね。それは、全人格の否定なんですよ。」

◎プロフェッショナル とは・・・
「いや、半分素人の方がいいんですよ。それは自分が選択して、自分がプロだからやるんじゃなくて、自分がこれをやりたいと思うからこれをやっているんだっていう。やっぱり精神の方が大事なんですよ。」
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2007-08-26(2007-03-27の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

DR-408に、プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 「宮崎駿のすべて」 〜「ポニョ」密着300日〜 あり





●トップランナー 「画家・山口晃」

馬の体がなぜかバイクになっている姿。現代人と江戸の人々が一緒に暮らす街・・・。抑制の効いたタッチで、現在と過去、現実と空想を巧みに配置し、違和感のない不思議にリアルな世界を描き出す。番組では、制作途上の新作シリーズを持ち込み、妖刀にとり憑かれた主人公の壮大な物語を披露。そのシリーズの一部を、スタジオで実際に描き上げる。「絵には完成したという瞬間がない」と語る彼が、一枚の絵に込める思いとは―。山口晃の作品世界を堪能する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2007-08-30(2007-08-25の総合での再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●ニューヨーク街物語 「モダンダンスの革命児」

◎アメリカを代表するモダンダンス・カンパニーの一つ「ピロボラス」が結成から35周年目を迎えた。
ピロボラスは、従来のダンスの定義を打ち破る振り付けで独創的なスタイルを打ち立て、さまざまな舞台芸術に大きな影響を与え続けている。「ダンスファンにはもちろん、一般の人も楽しめる」と絶賛され、世界中に多くのファンを持つ。現在、35周年の記念公演に向けて厳しい練習に取り組んでいるピロボラス。その公演では、原点への回帰を目指し、カンパニー発足当時の作品を再演することになった。創立メンバーの1人、振付家のジョナサン・ウォーケンさんを中心に、ピロボラスの歩んだ道のりと、新しいダンスを生み出そうという熱意を追う。
[取材ノート] ピロボラスが生まれた1970年代は、ヒッピー文化の最盛期。自由な発想で世の中を変えていきたい、という若者たちの時代でした。そんな若者文化がしっかりと根付き、ひとつのスタイルとして現在も大きな存在感を示している。そのことが「ピロボラス」のユニークさを表しているように思います。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 20min 2006-09-14(2006-08-27の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







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